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2023.03.17

大橋えのき園お知らせ活動日記おいしい給食大橋えのき園

非常食α米の給食体験で、3/11震災に想う


あの年 3月11日(金)、大橋えのき園も強い揺れに襲われました。何が起きたのかわからず立ち止まる方、大地震だと気づき作業台の下に身をひそめる方などいましたが、その瞬間にはあそこまでの大災害になると職員も想像できませんでした。

送迎バスの運行時間帯には都内の道路で大渋滞は未だ発生しておらず、みなさんはいつもの時間に帰宅することができました。しかし職員の退勤時間になると鉄道は運行休止となっており、大橋えのき園の周辺では徒歩帰宅する会社員の姿が増えていました。

大橋えのき園では目立った被害もありませんでした。それでも大規模停電や物資不足など、いろいろと影響を受けながらの生活が続きました。あの日々は忘れられない経験です。

大橋えのき園は福祉避難所に指定されています。一時避難所には区立小学校などが指定されています。そして生活になんらかの配慮が必要な方などが避難しやすい場所として福祉避難所が定められています。

配慮を必要とする方は必ず福祉避難所の利用するとのルールはありません。最近の災害時について調べてみると、介護のデイサービスや訪問看護ステーションが福祉避難所として機能していたケースもあります。一般の大規模避難所において、配慮が必要な方が優先して使える部屋を設置していたこともあります。一般避難所から日中は大橋えのき園のような通所施設に通うことで避難生活を続けていたケースもあります。

福祉避難所に指定されている大橋えのき園の防災倉庫には、当座の避難物資が備蓄されています。しかし避難所開設の訓練や避難所運営マニュアルなどの準備はまだ充分とはいえません。

そうしたなか、今月は地域で備蓄していた非常食のα米を給食で提供しました。何事も経験が大切です。災害が発生した時に初めて食べるのではなく、あらかじめこういった味なのかと経験しておけば、新しいことに慣れるまで時間を要する方でも避難生活のストレスを低減できるでしょう。

今回、とくに避難生活の説明はしていません。ただα米という特殊なお米ということだけお伝えしました。やはり普段のご飯とは食味が違うので、少々戸惑う方もいたようですが、みなさんはいつも通りに食事をすることができました。これは避難所運営に関わるかもしれない職員にとっては安心につながる経験となりました。
災害時は地域の町会、住区住民会議、商店街、周辺の医療福祉事業者とのチームワークが大切です。今回は地域町会からご提供いただいた非常食α米を試しました。今後も地域の皆さんと一緒に、もしもの備えを整えていきます。